みなさんこんにちは! 本日も亜土梨絵のブログにようこそ!
今回はにょきにょき出てきたノカンゾウの新たな食べ方のご提案です。
内容はと申しますとビシソワーズというポタージュなのですが、 一般的にビシソワーズはじゃがいものスープと認知されております。
ですが実はじゃがいもとポロ葱(欧州ではメジャーなぶっとい長ネギ)のポタージュなんです!
フランス料理人のバイブル、ラルース・ラ・ガストロノミックやギ・ド・キュリネールでは確かほぼじゃがいもとポロ葱が半々なんですね。 という事でじゃがいもとポロ葱のスープという事になります。
昨夜台所にあったノカンゾウをかじってみてふと思い立って作ってみました! このあたりのはあまり大きくならずお上品な味なのですが、昨日のは大きくてピリッと辛みがあって個性を残せそうだったので・・・。 ヴィシソワーズの発祥の地ヴィシーも温泉地♨ですのでぴったりじゃありませんか。
難点があるとしたら多分色。でもまあなんとかなるかな?今回もうれしい分量付きであとプロ視点のこつも少々

分量。
・じゃがいも 剥いて140グラム 剥いたら洗わず 分量の水にひたしておき使う直前に5mmにスライス ・ノカンゾウ 90グラム ざく切り ・固形コンソメ 1.5グラム ・水 250cc ・牛乳、生クリーム 適量 以上です。

ノカンゾウを洗ってざく切りに

オリーブ油でしんなりと炒める。

じゃがいもをスライス

お鍋に加える。

ここ でプロのコツ発動。 コンソメも加えて炒める。 水を加えてから入れるのが一般的ですが、一緒に炒めて固形のわざとらしい香りをとばしてしまう。勿論ブイヨンをお持ちの方はいりません。

じゃがいもがしんなりと透き通るまで色づけずにしっかり炒める。

水を加えて蓋をし、じゃがいもにしっかり火が入るまでコトコトと煮る。

ミキサーで挽く。家庭用ならば濾さなくてもOKです。

牛乳と 生クリームで伸ばして味を調えて温めて完成。
後はお好みでクルトン 万能ねぎ 胡椒やオリーブオイルで飾り付けてください。
お持ちであればハンドミキサーで回してあげると軽く仕上がります。
もしとろみが気になるようなら泡立て器で切り混ぜるとコシが切れて軽くなります。
ポタージュサンジェルマンみたいな色で許容範囲でした。
もっと色よく上げる方法もあるのですが、結構工程が面倒です。
本格派で色よく仕上げたい方はお気軽にお問合せください。
特有の軽くてピリッとした辛みがあっておいしかったです◎
さあ気になってしまったあなたはメモを片手にも一度読んでレッツトライ!
亜土梨絵印の ビシソワーズ・ド・松之山♨でした!
ではでは!